開発の背景
4年生で登場する「分度器」。子どもたちはワクワクしますが、いざ使い始めると「中心がズレる」「下の線が隠れて見えない」といったトラブルが続出します。
「分度器名人」は、半透明のボディと、回転を可視化する赤いアームを搭載。実物の分度器を使う前の「練習台(架け橋)」として、角度の概念と正しい測り方をスムーズに習得させるアプリです。
このアプリの3つの特長
1. 「半透明」で見やすい
実物は反射や厚みで下の線が見えにくいもの。本アプリは「半透明」なので、下の図形が透けて見えます。「頂点」と「0度の線」を合わせることに集中でき、成功体験を重ねられます。
2. 回転の可視化
角度とは「2辺の開き具合」。赤いアームをグイーッと開く動きを通して、固定された分度器ではイメージしにくい「回転の大きさ=角度」という概念を視覚的に理解できます。
3. 現実を測る
「先生モード」を使えば、カメラ映像の上に分度器を重ねられます。「ハサミの角度は?」「滑り台は?」など、身の回りのモノを直接測る体験が量感を育てます。
授業での活用イメージ
動きで概念を掴む
まずは電子黒板で、赤いアームがグイーンと開く様子を提示。
「角度は線の長さではなく、開いた大きさなんだ」というイメージをクラス全体で共有します。
「合わせる」練習
タブレットで個別に練習。分度器が透けているので、頂点と線を合わせるのが簡単です。
「内側の目盛り?外側?」と迷っても、赤いアームの動きを見れば一目瞭然。何度でもやり直せます。
実物への移行
デジタルで操作に慣れたら、実物の分度器へ。
「頂点を合わせる」「開いた方から読む」というコツを掴んでいるため、スムーズに使いこなせるようになります。
教室にあるものを測ろう
「先生モード」を起動すると、カメラ映像の上に分度器が表示されます。
机の角、開いたノート、遊具の角度など……。教科書の外にある「生きた角度」を測ってみましょう。
※「キッズページ」からアクセスした場合は、このボタンは表示されません。
🏫 対象学年・単元
学習指導要領との関連
【コード:8250243211000000】
第4学年 B(2) 量と測定(角の大きさ)
ア(ア) 角の大きさを回転の大きさとして捉えること。
ア(イ) 角の大きさの単位(度(°))について知り、角の大きさを測定すること。